16 :本当にあった怖い名無し :2006/08/12(土) 14:15:09 ID:/m5I/3Iy0
俺が学生時代の話。

俺のじいさんはガンで入院していた。
100歳まで生きるだろうなんて言われていた元気なじいさんだったが、
70歳ちょっと過ぎたある夏にいきなり、
「食欲がない、腹が妙に張っている。」なんて言い出して検査をしたら末期の胃ガン。
大好きなじいさんだったからショックだった。

結局発見から二ヶ月も持たずに亡くなってしまった。寸前までさほど弱りもせず、
苦しくも無かったらしい。
それが幸いだった。

そのじいさんが入院中、ある日俺の母親が世話をしに病室に行くと、
じいさんが起き上がっていた。
寝ていなきゃ駄目ですよ、諭す母に、

祖父「いや、昨日の夜中に○○が来たんだよ。」
○○というのはうちで飼っているぬこの名前だ。

母「いやですよ、ここは三階ですよ。」
祖父「本当だよ、窓の外に来てくれたんだよ・・・俺も長くないのかも知れないな。」

そんな会話をしたらしい。
窓の外は壁。ぬこが登ってこれるはずは無かった。

じいさんが亡くなったのは、そのぬこのお見舞いから三日後のことだった。
まだ6~7歳の♀ぬこだったが、ぬこには不思議な力でもあるのかな・・・なんて
家族で話した。

ぬこはそんな事知りません、といった風でいつもと変わらずごろごろしていたけどね